138回電子セラミック・プロセス研究会25周年記念講演会

 

<日時> 
第一部 平成24年9月28日(金) 10:00 - 16:30
第二部 平成24年9月29日(土)  9:30 - 16:30

<場所>
波止場会館 横浜市中区海岸通1丁目1番地 社団法人 横浜港湾福利厚生協会 波止場会館

<参加費>
法人会員、学生:無料
上記以外 大学・公研:6,000円、企業:15,000円
(1日のみ参加の場合は大学・公研:4,000円、企業:10,000円)

 

特集テーマ「日本のエネルギー蓄電技術とMLCC大競争時代の最前線」

2012年9月28日(金)第一部

座長:山本 孝 (防衛大学校)
開会の挨拶『電子セラミックス・プロセス研究会25年の歴史を振り返る。』   (10:00 - 10:05)
電子セラミック・プロセス研究会 会長 林 卓

24-138-750 「電気二重層キャパシタと次世代高容量キャパシタ」  (10:05 - 10:45)
日本ケミコン㈱ 武田 積洋
自動車の減速エネルギー回生用蓄電デバイスとして注目されるキャパシタについて、 現行電気二重層キャパシタと次世代ナノハイブリッドキャパシタを紹介する。

24-138-751 「車載用リチウムイオン電池の開発動向と今後の展開」 (10:45 - 11:25)
早稲田大学 内海 和明
地球環境問題と、エネルギー問題解決のため、ハイブッリト自動車(HEV)、電気自動車(BEV)、燃料電池車(FCV)などの環境対応自動車の開発・実用化が加速おり、これらの自動車に不可欠である車載用リチウムイオン二次電池の開発動向と今後の展開について、大容量積層ラミネート型マンガン系リチウムイオン電池を中心に紹介する。

24-138-752 「太陽光発電と電気自動車で推進する21世紀の産業革命」   (11:25 - 12:05)
東京大学 村沢 義久
太陽光発電と電気自動車で脱原発依存とCO2の大幅削減を同時に達成する。


昼食   (12:05 - 13:00)


座長:坂本 渉 (名古屋大学)
24-138-753「キャパシタという名前を知ってもらう」  (13:00 - 13:40)
太陽誘電㈱ 石田 克英
電気化学キャパシタの認知度はまだまだ低く、マーケットサイズも小さい。これらの認知度を上げるために現代アートとのコラボレーションを行ったので、その顛末について報告する。

24-138-754 「色素増感太陽電池の現状と未来」  (13:40 - 14:20)
東京大学 内田 聡
次世代太陽電池として期待される色素増感太陽電池の最新の進捗と技術動向について概説する。

24-138-755 「酸化チタン超微粉の開発と実用化」  (14:20 - 15:00)
昭和タイタニウム㈱ 鹿山 進
酸化チタンの結晶型や一次粒子径等の観点から、固相法チタン酸バリウムの合成に適した酸化チタンについて報告する。  ・気相合成酸化チタンとは  ・固相法チタン酸バリウムに適した酸化チタンとは  ・固相法チタン酸バリウム原料としての酸化チタンの開発。


コーヒーブレーク   (15:00 - 15:10)


座長:小川 敏夫 (静岡理工大)
24-138-756 「MLCC用リリースフィルムの開発動向」  (15:10 - 15:50)
リンテック㈱ 深谷 知巳
近年、急速に加速する誘電体層の薄層化に伴い、誘電体成形に用いられるリリースフィルムの剥離性や、平滑性に対する品質レベルが高まっている。今回は、剥離剤の処方、剥離剤とベースフィルムとの組み合わせの最適化など、開発動向を報告する。

24-138-757 「自動車用積層セラミックコンデンサの開発動向と必要な材料技術」 (15:50 - 16:30)
㈱村田製作所 大國 聡巳
パワートレイン系,セーフティ系,モーター制御系などのアプリケーションに使用されるセラミックコンデンサの信頼性に対する要求は、民生向け汎用品に比べて格段に厳しい。今回、大容量化,高温対応、高電圧/大電流対応、そして耐熱的・機械的衝撃性向上を中心とした、車載用セラミックコンデンサの開発向について、材料設計とともに紹介する。

 

2012年9月29日(土)第二部                                      

座長:人見 篤志 (TDK㈱)
24-138-758 「リチウムイオン二次電池の現状と課題」 (9:30 - 10:10)
首都大学東京 金村 聖志
本発表では、スマートフォン、電気自動車、スマートグリッドの応用に向けて、どのようなリチウムイオン電池の開発が行われているのか、そしてそれらの開発を支える材料研究がどのようになっているのかについて述べる。応用ごとに、求められる性能が異なり、結果的に使用する材料に関しても違ったものとなっている。また、究極的な性能を有する電池が存在すれば、問題はないが、実際には応用ごとにコストと安全性を考慮して電池が作製されるので、現時点での電池のベストミックスがどのようになっているのかについても議論する。

24-138-759 「リチウムイオンキャハシタの現状と課題」 (10:10 - 10:50)
アドバンスト・キャパシタ・テクノロジ 長谷部 章雄
リチウムイオンキャパシタ(LiC)はLIBとEDLCの技術を利用したハイブリッドキャパシタであり、EDLCと比較し約4~5倍のエネルギー密度を有し、充放電性能、安全性、寿命に優れることから新型蓄電デバイスとして注目されています。このLiCの原理および開発・製品化動向から今後の応用展開・課題等を紹介します。


コーヒーブレーク (10:50 - 11:00)


24-138-760 「Ni-MLCCの再酸化プロセスに関する考察とその応用」 (11:00 - 11:40)
太陽誘電㈱ 金田 和己
Ni-MLCCでは還元焼成後にいわゆる“再酸化”処理が必要となるが、再酸化メカニズムに関しての研究報告は少ない。しかし、材料の信頼性を更に向上させるにはそのメカニズムを理解することが重要である。そこで、再酸化処理時の微細構造・電気特性等の変化を解析するために、インピーダンス・スペクトロスコピー法を適用した解析を行い、合わせて微細構造観察・信頼性測定等を実施した。得られた結果を組み合わせることで様々な現象が考察できたので、その事例を紹介する。

24-138-761 「高信頼性積層セラミックコンデンサ」  (11:40 - 12:20)
TDK㈱ 中野 幸恵
積層セラミックコンデンサは、小型高容量化と高信頼性化でその市場を大きく拡げて来た。高信頼性積層セラミックコンデンサとこれを支える材料技術について報告する。また、今後の動向についても言及する。


昼食&評議委員会 (評議員のみ)  (12:20 - 13:20)


座長:上山 竜祐 (大研化学製造販売㈱)
24-138-762 「水熱合成法による高結晶微細BTの開発」  (13:20 - 14:00)
堺化学工業㈱ 馬場 勇志
近年、MLCCの小型、高容量化に向け誘電体層の薄層化、多積層化が急速に進んでいる。これに対応してチタン酸バリウムには粒子径が均一で且つ微細で高結晶なものが求められている。今回はこれらの技術課題の解決に向けての取り組みについて発表する。

24-138-763 「MLCCの小型大容量化に向けた高結晶ナノBaTiO3の開発と実用化」 (14:00 - 14:40)
戸田工業㈱ 黒川 晴己
200 nm以下で粒度制御された高結晶性微細BaTiO3を工業的に安定合成することができた。MLCC用誘電体、電極用フィラー、また非鉛系圧電体等の応用について述べる。


コーヒーブレーク  (14:40 - 14:50)


24-138-764「超臨界水熱合成技術の工業化における応用研究の現状と展望 (無機紛体材料)」 (14:50 - 15:30)
SINOCERA 孫 昊
超臨界技術の原理・特徴・応用・工業化、及び弊社の超臨界水熱合成技術の現状と展望を説明いたします。

24-138-765 【サプライズスペシャルゲストトーク】  (15:30 - 16:30)
「スマートフォンをささえるMLCCナノテクノロジーの最前線」-MLCC薄層化技術の現状と課題-
三星電機㈱ 金 俊煕
本講演では、主に次世代MLCC(例:0603size2.2 μF 6.3V、4.7 μF 4V等)を商品化するために必要な超薄層用内部電極開発に対して述べる。又、既存の商品よりも薄い厚み(0.5 μm以下)での設計が可能な要素技術の開発についても述べる。

 

尚、9月29日の第二部終了後、17:30より自由討論会(参加費 ¥3,000円)を風見鶏(神奈川県横浜市中区住吉町3-36 DEXビル1F、 JR根岸線関内駅北口徒歩3分、http://www.kazamidori-jp.com/)で行います。講師の先生方と引き続き御討論をして頂けましたらと思います。多数の方のご参加をお待ちしています。

今回担当幹事:防衛大学校 山本 孝、 大研化学製造販売㈱ 上山 竜祐

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