電子セラミック・プロセス研究会
法人会員・関係者 各位
平成30年12月3日


電子セラミック ・ プロセス研究会
会長  山本 孝

第170回電子セラミック・プロセス研究会プログラム(案)


日時 : 2019年2月23日(土)13:00より 場所 : 堺化学工業株式会社 中央研究所(研究開発センター)1階講堂     〒590-0985 大阪府堺市堺区戎島町5-1     (南海本線 堺駅西口から徒歩約5分)     http://www.sakai-chem.co.jp/jp/group/sites.html     注)参加ご希望の方は、2月20日(水)までに事務局宛(elecerapm@yahoo.co.jp)に事前参加申し込みをお願いします。 参加費: 法人会員 ・ 学生:無料,       上記以外 大学 ・ 公的研究機関 : 2,000 円、企業 : 5,000 円
評議員会 (評議員 ・ 役員のみ)
(12:00-13:00)

講演特集テーマ:セラミックス材料およびその生産プロセスの開発動向


座長:坂本 渉(中部大学)
30-170-944 「複合アニオンの特長を活かした材料開発」 (13:00-13:40)
陰山 洋 氏 (京都大学大学院工学研究科 教授)
30-170-944(13:00-13:40)
「複合アニオンの特長を活かした材料開発」
陰山 洋 氏 (京都大学大学院工学研究科 教授)
 酸化物は無機材料として中心的立場にあるが、最近になって二種以上のアニオンが同一物質に共存する複合アニオン化合物が注目を集めている(複合アニオン系で初の総説: Nature Communications 9, 772 (2018))。合成法、解析法、機能物性のどれをとっても酸化物のやり方の踏襲では立ち行かないことも多かったが、講演者が代表を務める文科省・新学術領域研究などを通じて突破口が見えてきている。その一端を紹介しながら、複合アニオン研究の将来を展望する。


30-170-945 「堺化学における機能性材料の開発状況」

        ~導電性低次酸化チタンの開発状況~ (13:40-14:05)
矢野 誠一 氏(堺化学工業株式会社)
30-170-945 (13:40-14:05)
「堺化学における機能性材料の開発状況」
        ~導電性低次酸化チタンの開発状況~
矢野 誠一 氏(堺化学工業株式会社)
 低次酸化チタンすなわちチタンの酸化数が+4価より低い状態の酸化チタンは導電性を有し、中でもTi4O7はカーボンと同等の導電性を示すことが知られている。当社では種々の形態の低次酸化チタンを単一組成で合成することができ、用途探索を進めている。特に固体高分子形燃料電池(PEFC)の白金触媒の担体に用いるカーボンの代替材料として有望と考えており、その開発状況について紹介する。


        ~チタン酸バリウムナノキューブの開発状況~ (14:05-14:30)
水谷 英人 氏(堺化学工業株式会社)
(14:05-14:30)
~チタン酸バリウムナノキューブの開発状況~
水谷 英人 氏(堺化学工業株式会社)
 1辺が15~20nmのキューブ状のチタン酸バリウム「チタン酸バリウムナノキューブ」は高い結晶性とサイズ均一性から三次元規則配列による誘電特性の向上が確認されている。弊社ではチタン酸バリウムナノキューブの量産化検討をNEDO委託事業として行い、パイロットスケールでの合成が可能となった。成果の一部を紹介する。


30-170-946 「ジルコニア製造プロセスとその特徴」 (14:30-15:10)
河内 勝浩 氏(第一稀元素化学工業株式会社)
30-170-946(14:30-15:10)
「ジルコニア製造プロセスとその特徴」
河内 勝浩 氏(第一稀元素化学工業株式会社)
 電子セラミックスに使用されるジルコニア粉末は、 高純度であることと反応性の高い微粒子粉末が求められ開発・採用されてきた。この製造プロセスにおいて、鉱石由来及び精製過程での化学薬品由来の微量不純物を制御することは安定した粉体特性を得るために重要となる。湿式ジルコニア粉末の製造プロセス内でのこれらの物性と焼結現象の相互作用が粉末の凝集状態などに影響することを紹介する。


休 憩
(15:10-15:30)


座長:大釜 信治(堺化学工業株式会社)
30-170-947 「水溶液プロセスを中心とした構造制御によるリン酸カルシウム系材料の高機能化に関する研究」 (15:30-16:10)
中平 敦 氏(大阪府立大学大学院工学研究科 教授)
30-170-947 (15:30-16:10)
「水溶液プロセスを中心とした構造制御によるリン酸カルシウム系材料の高機能化に関する研究」
中平 敦 氏(大阪府立大学大学院工学研究科 教授)
 水溶液プロセスは多様なプロセスが開発され、また合成時の因子を制御することで様々な構造制御や形態制御が可能である。講演ではリン酸カルシウム系材料を中心に、更にその他のリン酸塩化合物の成果も含め、多様な水溶液プロセスにより合成した新規構造を持つ材料やユニークな組織制御を進めた成果を報告する。また、新規材料合成にむけた水溶液プロセス開発とその高機能化についても報告する。


30-170-948 「強制薄膜式マイクロリアクターを用いたナノ粒子の作製からスケールアップまで」 (16:10-16:50)
伊藤 典生 氏(エム・テクニック株式会社)
30-170-948 (16:10-16:50)
「強制薄膜式マイクロリアクターを用いたナノ粒子の作製からスケールアップまで」
伊藤 典生 氏(エム・テクニック株式会社)
 近年、電子材料から医薬品、食品、生体材料などの幅広い分野にわたり、既存の材料には無い機能を持つ材料や高性能化、小型化、軽量化といった新たな付加価値を持つ材料の開発が求められている。弊社が開発した強制薄膜式マイクロリアクターを用いたナノ粒子の作製と粒子径制御ならびに強制薄膜式マイクロリアクターのスケールアップについて報告する。


 引き続き、17時10分頃より、アゴーラリージェンシー堺(南海本線 堺駅西口すぐ)2Fのレストランで自由討論会(参加費3,000円)を開催いたします。奮ってご参加いただき、討論をお続けください。

第170回担当幹事:大釜 信治(堺化学工業(株))
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