電子セラミック・プロセス研究会
法人会員・関係者 各位
法人会員・関係者 各位
令和5年3月27日
電子セラミック ・ プロセス研究会
会長 山本 孝
第193回電子セラミック・プロセス研究会プログラム
特集:CO2に関連したセラミックスの研究開発
北海道大学大学院 工学研究院 忠永 清治(15:00-15:55)
2050年カーボンニュートラル社会の実現を目指して様々な取り組みが行われている。その中で、化石燃料を使用しないSustainable Aviation Fuel(SAF、持続可能な航空燃料)も、その一つの取り組みとして注目されている。我々の研究グループでは、ヨーロッパの研究機関・大学と共同で、再生可能エネルギーで得られる電力の余剰電力を利用することを前提として、CO2の電気化学的還元とグリーン水素を用いた航空燃料の合成を目指す研究に取り組んでいる。本講演では、その中で我々が取り組んでいる、アニオン交換膜形電気化学リアクターにおける層状複水酸化物のCO2電気化学還元触媒への応用について紹介する。
休 憩 (15:55-16:05)
大阪ガス(株) 大西 久男(16:05-17:00)
e-methane(合成メタン)は、既存のガス利用機器・設備等をそのまま活用しながら円滑に脱炭素化を進めることができる合理的なカーボンニュートラル燃料として近年注目されている。SOECメタネーション技術は、水とCO2と非化石電力から非常に高いエネルギー変換効率でe-methane(合成メタン)を製造可能で、製造コストの大部分を占める電力必要量が水素等のグリーン燃料(非化石電力キャリア)の中でも最も少なく低コスト化ポテンシャルが高い革新的技術として期待されている。本講演では、本技術等の概要、当社の取り組み、今後の展望などについてご紹介する。
第193回担当幹事:上出 浩貴(新日本電工(株))
uede@nippondenko.co.jp
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オンライン担当 : info-ecpm@elecera.org
ホームページ : http://elecerapm.com/