電子セラミック・プロセス研究会
法人会員・関係者 各位
令和4年5月30日


電子セラミック ・ プロセス研究会
会長  山本 孝

第187回電子セラミック・プロセス研究会・年次総会・
一ノ瀬昇賞記念講演会プログラム


日 時: 2022年6月25日(土)13:00 ~ 17:30 TKP品川カンファレンスセンターANNEX + Zoomオンラインハイブリッド開催
〒108-0074 東京都港区高輪3丁目13-1 TAKANAWA COURT 3F
(JR山手線 品川駅 高輪口 徒歩4分)
https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/cc-shinagawa-annex/

注) 参加には事前の登録が必要になりますので、非会員の方はオンライン担当
      までお問い合わせください。また、感染対策の一環として会場参加人数に
      は制限を設けています。そのため、ご希望に添えないことがありますこと
      をあらかじめご理解ください。会場での参加をご希望の方は、早めの参加
      登録をお願いします(定員約50名になり次第、受け付けを終了します)。

参加費   法人会員(対面・オンライン):無料               非会員 一般(会場・オンライン):3,000円               非会員 学生(会場):3,000円, (オンライン):1000円               <オンライン参加の場合、後日請求させていただきます>

【プログラム】
年次総会及び電子セラミック・プロセス研究会功労賞授与式                               (13:00~13:30)

講演特集テーマ:ZnOの応用展開について


座長:今中 佳彦((株)S-Nanotech Co-Creation)
2022-187-998 「酸化亜鉛薄膜・ナノ粒子の電気・光学特性と応用展開」
藤田 恭久(島根大学大学院自然科学研究科 物理・応用物理学コース)(13:30~14:10)
2022-187-998 
「酸化亜鉛薄膜・ナノ粒子の電気・光学特性と応用展開」
藤田 恭久(島根大学大学院自然科学研究科 物理・応用物理学コース)(13:30~14:10)

 酸化亜鉛はワイドギャップ半導体として窒化ガリウムに代わるLEDの材料として期待されてたが、p型を作るのが難しい問題があった。本講演ではp型伝導を含めた酸化亜鉛薄膜・ナノ粒子の電気的、光学的な特性について概説し、それらの特性を活かしたLED、抗菌剤、抗がん剤などへの応用展開について述べる。


2022-187-999 「酸化亜鉛 (ZnO) の再発見:応用から基礎へ」
  山本 哲也(高知工科大学 総合研究所・マテリアルズデザインセンター)(14:10~14:50)
2022-187-999 
「酸化亜鉛 (ZnO) の再発見:応用から基礎へ」
  山本 哲也(高知工科大学 総合研究所・マテリアルズデザインセンター)(14:10~14:50)

 酸化亜鉛 (ZnO) は4配位構造(空間群:P63mc)をもつ六方晶系ウルツ鉱型結晶構造を有する。本講演では ZnO の特徴を顕わにすべく絶縁性粉末形態と半導体薄膜形態での応用とその展開を紹介する。加えて抗菌性材料や γ放射線耐性材料なる特長を議論することで今後の展開とその可能性などを俯瞰する。


2022-187-1000 「酸化亜鉛ナノ粒子および配向膜の環境適合型溶液法による合成と応用」
上川 直文(千葉大学大学院工学研究院総合工学講座 共生応用化学コース)(14:50~15:30)
2022-187-1000 
「酸化亜鉛ナノ粒子および配向膜の環境適合型溶液法による合成と応用」
上川 直文(千葉大学大学院工学研究院総合工学講座 共生応用化学コース)(14:50~15:30)

 透明導電膜や色素増感およびペロブスカイト太陽電池の電極材料として酸化亜鉛ナノ粒子とその集積により形成される酸化亜鉛薄膜の重要性が高まっている。本発表では、カーボンニュートラルを志向した溶液合成法による、応用展開に適した粒径・形態を有する酸化亜鉛ナノ粒子の成膜用分散溶液の合成法とその配向制御酸化亜鉛薄膜作製への応用について解説する。 


  休 憩                                    (15:30~15:50)


一ノ瀬昇賞セレモニー


一ノ瀬昇賞授賞式及び一ノ瀬昇賞選考過程報告              (15:50~16:00)


座長:島村 清史(物質材料研究機構)
2022-187-1001 【一ノ瀬昇賞受賞講演1】 
「材料プロセスへの新たな赤外線応用技術」
近藤 良夫(日本ガイシ株式会社 新事業企画部)(16:00~16:40)
2022-187-1001 
【一ノ瀬昇賞受賞講演1】 材料プロセスへの新たな赤外線応用技術」
近藤 良夫(日本ガイシ株式会社 新事業企画部)(16:00~16:40)

 近年、各種電子材料の製造工程において「乾燥」の重要性が注目されているが、主流の熱風方式は効率化の限界に直面している。今回発表機会をいただいた一連の乾燥技術は、塗布膜の吸収特性に適合した選択波長赤外線を用いることを最大の特徴としている。新たなプロセス構築の可能性について様々な角度から考察・検討を試みた。


2022-187-1001 【一ノ瀬昇賞受賞講演2】
「全面電極積層圧電アクチュエータの開発・量産化」
井上 崇行, 渡部 洋平(株式会社トーキンMSA 事業本部)(16:40~17:20)
2022-187-1002 
【一ノ瀬昇賞受賞講演2】 「全面電極積層圧電アクチュエータの開発・量産化」
井上 崇行, 渡部 洋平(株式会社トーキンMSA 事業本部)(16:40~17:20)

 圧電アクチュエータは、高変位精度、高速応答性、高発生力を特徴とするデバイスです。精密位置制御を必要とする産業機械分野で応用が進められてきました。それら用途に合わせた全面電極積層圧電アクチュエータの開発~量産化における課題や改善点について紹介します。

 引き続き、対面会場での参加者で事前予約をされた方は17時30分頃より、講演会場と同じ施設内で自由討論会(参加費1,000円)を開催します。奮ってご参加いただき、討論をお続けください(オンラインでの懇親会は行いません)。

第187回担当幹事:今中 佳彦((株)S-Nanotech Co-Creation)
imanaka@sncc.co.jp
一ノ瀬昇賞セレモニー担当幹事:島村 清史(物質材料研究機構)
shimamura.kiyoshi@nims.go.jp
オンライン担当 : info-ecpm@elecera.org
ホームページ :   http://elecerapm.com/

<オンラインでの参加者への注意事項> 1) 録画および録音は厳禁とさせていただきます。 2) 講演予稿集は研究会終了後に出席者へ電子配信します。
 今後の予定

(2日間開催)
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