
電子セラミック・プロセス研究会
法人会員・関係者 各位
法人会員・関係者 各位
令和5年6月6日
電子セラミック ・ プロセス研究会
会長 山本 孝
年次総会及びセラミック・プロセス研究会功労賞授与式
第194回電子セラミック・プロセス研究会
一ノ瀬昇賞セレモニー
・年次総会及び電子セラミック・プロセス研究会功労賞授与式
(13:00~13:30)
・第194回研究会:特集テーマ「マテリアルズインフォマティクスの現在地点
~実力と課題,将来展望~」 (13:30〜15:50)
現在大きな注目を集めている。マテリアルズインフォマティクス、マテリアルデジタルトランスフォーメーションについてその実力と課題、将来展望について概観する。
高橋 亮(東京工業大学科学技術創成研究院フロンティア材料研究所)(13:30~14:10)
理論計算により高精度かつ系統的な材料特性の予測ができれば、一般に難題である新材料の開拓を加速できる可能性がある。我々は無機材料の基礎物性・欠陥特性の高精度・高速予測のための第一原理計算手法の開発を進め、新材料開拓に向けた系統的なデータ生成並びにスクリーニングへと展開している。本講演では、その手法を概説するとともに、材料探索への応用例を紹介する。
溝口 照康(東京大学 生産技術研究所)(14:10~14:50)
電子顕微鏡やシンクロトロンは材料開発の現場で頻繁に使用されている。一方で,実験技術の発展により、測定されるデータ量は飛躍的に増加しており、そのようなビッグデータから有益な情報を抽出することが困難になりつつある。発表者らは、分光スペクトルのビッグデータから機械学習を用いて情報を抽出するための手法を開発してきた。本発表では、最近得られた研究成果について紹介する。
世古 敦人(京都大学大学院工学研究科材料工学専攻)
近年、網羅的な第一原理計算に基づいた材料スクリーニング、結晶構造探索、熱力学計算、格子振動計算、分子動力学計算など多種多様な計算が一般的な手段になってきている。本講演では、第一原理的な高度な応用計算の実行可能な原子数、時間範囲、自由度を大幅に拡大することができる機械学習やアルゴリズム論的手法の応用について紹介する。
パネルディスカッション
(15:30~15:50)
・休 憩
(15:50~16:00)
・一ノ瀬昇賞授賞セレモニー
(16:00〜17:25)
一ノ瀬昇賞授賞式及び一ノ瀬昇賞選考過程報告
山本 孝(電子セラミック・プロセス研究会会長)
小川 敏夫(一ノ瀬昇記念賞選考委員長)
(16:00~16:20)
受賞記念講演会
座長:小川 敏夫(静岡理工科大学名誉教授)
山口 哲生(積水化成品工業株式会社 第2事業本部 産業資材事業部)(16:20~16:50)
古くから知られているチタン酸バリウム系PTCサーミスタを独自の構造設計とアセンブリにより世界で類を見ないトレースヒータ(テクヒーター®)に完成させました。このヒータは「豪雪地帯の交通インフラの安全性向上」と「生産プラントにおける品質向上」に広く活用されています。この講演では素子の研究開発から革新的技術で完成されたトレースヒータの優位性と社会貢献、産業貢献の事例を紹介します。
稲岡 康二, 髙橋 洋祐(株式会社ノリタケカンパニーリミテド 開発・技術本部)(16:55~17:25)
セラミックスシートの製造工程では、環境負荷の大きい有機溶剤を使用していることから、乾燥工程で多量のCO2が発生している。本講演では、有機溶剤を用いずに、圧延プレスを応用した方法で連続的にシート成形する製造技術を開発したため、その内容について紹介する。
引き続き、会場参加者のなかで事前予約をされた方を対象として、17時30分頃から自由討論会(講演会場と同じ施設内, 参加費3,000円)を開催します。奮ってご参加いただき、討論をお続けください。
第194回担当幹事:森分 博紀(JFCC)
moriwake@jfcc.or.jp
moriwake@jfcc.or.jp
一ノ瀬昇賞セレモニー担当幹事:小川 敏夫(静岡理工科大学名誉教授)
ogawatoshiomail@gmail.com
ogawatoshiomail@gmail.com
オンライン担当 : info-ecpm@elecera.org
ホームページ : http://elecerapm.com/