
電子セラミック・プロセス研究会
法人会員・関係者 各位
法人会員・関係者 各位
令和7年2月6日
電子セラミック ・ プロセス研究会
会長 中平 敦
第205回電子セラミック・プロセス研究会プログラム
特集テーマ:固体電解質材料の最前線
日本特殊陶業(株) 近藤 淳平 (13:00~13:50)
Liイオン伝導性固体電解質と電解液を組み合わせた擬固体電解質は、高い安全性と大容量化を両立できる次世代電池技術である。しかし、実用化には伝導特性の更なる向上が必要であり、固液界面におけるイオン輸送抵抗がその課題の一つである。本講演では、固体電解質LLZOを用いた擬固体電解質における固液界面制御の取り組みと、その成果について紹介する。
日本ガイシ(株) 藤崎 真司 (13:50~14:40)
当社ではカーボンニュートラル社会の実現に貢献する製品としてSOEC(固体酸化物形電解セル)を開発している。本発表では、水素製造向けに低温作動型のメタルサポート形と液体燃料合成向けに高温作動型のセラミックサポート形の開発状況について報告する。
休 憩
(14:40~15:00)
産業技術総合研究所 島田 寛之 (15:00~15:50)
複数のナノサイズのセラミックス材料を高分散させたナノ複合電極を開発した。本発表では、燃料電池や電解セルなどの電気化学セラミックセルにナノ複合電極を実装し、高性能化を達成した活用例について紹介する。
ノリタケ(株) 竹田 昌平 (15:50~16:40)
プロトン伝導型燃料電池(PCFC: Protonic Ceramic Fuel Cell)の電極部材の形成技術として、インクジェット印刷を適用する開発を進めている。本発表では、インクジェット印刷技術を適用するためのインク開発や印刷条件、PCFC評価結果について報告する。
総合討論
(16:40~17:00)
第 205 回担当幹事:高橋 洋祐(ノリタケ(株))
オンライン担当 : info-ecpm@elecera.org
ホームページ : http://elecerapm.com/